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青森自衛隊ねぶた協賛会

南総里見八犬伝 「庚申山の妖猫退治」

作: 有賀 義弘




 八犬士の一人である犬飼現八信道は、下野国で出会った犬村角太郎と共に庚申山の妖猫を退治し、人々を苦難から救った。角太郎は、その功績により霊玉を授り名を犬村大角礼儀に改め八犬士の一人となる。
 南総里見八犬伝は室町時代後期を舞台に、安房国里見家の伏姫と神犬八房の因縁によって結ばれた仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の霊玉を持ち、牡丹の形の痣を持つ八犬士の物語である。
 彼らは仁義八行の玉の因縁に導かれ出会い、華々しく活躍しながらやがて里見家の下に結集し、里見家の危難を救うのであった。
 本作品は、妖猫を見事に退治し里見家を護る使命を完遂した八犬士に、陸上自衛隊第九師団が、国防という崇高な使命を愚直に完遂する姿と重ねたものであります。我々は今後も、いかなる任務も即応して完遂し、国民・地域の皆様の負託に応えて参ります。


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