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青森山田学園

竜飛の黒神 男鹿の赤神

作: 北村 隆



昔、竜飛(たっぴ)(みさき)荒海(あらうみ)のように気性の激しい大男で力持ちな黒神(くろかみ)という神様が住んでいた。いつも大きな龍に乗っては大空を自由に駆け回っていた。

ある日、空の上から真っ青にすんだ湖のほとりにいる美しい娘にひとめぼれしてしまった。

その娘は十和田湖にすんでいる湖の女神であった。

女神は男らしい黒神に心惹かれていった。

ところがある日、金色(こんじき)の大きな鹿の乗った一人の若い神様が十和田湖にやって来た。

若い神様は秋田の男鹿半島に住む赤神(あかがみ)であった。

女神は優しい赤神にも心惹かれるようになった。

黒神は女神を横取りされると思い込んだ。

竜飛の黒神と男鹿の赤神はある日、大戸瀬の海岸(今の西津軽郡深浦町)で決闘することになったという。

 

青森県の民話の一つである。


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