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ねぶた前夜祭のステージが終わったタイミングで打ち上げた花火が絶妙でとても良かった。
あのタイミングで打ち上げると、小さな花火でも短時間でもとてもワクワクするというかいい雰囲気だった。来年もお願いします。
あと私たちのねぶたの小顔ねぶたが良かった。
他のねぶたは綺麗でまとまっていて非の打ち所がないが、題材が変わろうが毎年同じ感じなので今さら「えっ!何これ?」というような衝撃はない。
その点、私たちのねぶたは、ねぶたづくりにある従来のセオリーを破壊して作っているので見た時のインパクトがすこぶる強い。
昨年は怪しげな、おどろおどろしい雰囲気が強烈なねぶたであった。
今年も多少不格好なところがあるがそれが一種独特な雰囲気を醸し出している。
別な言い方をすれば、団体名を伏せても私たちのねぶたとすぐ分かるほど特徴が際立っている。
たとえば白い石膏像をねぶたにした場合、普通どこも塗らずに白のままにするところであるが、凹凸の部分をぼかしの淡い青を塗ることによって表情を浮き上がらせている表現方法はよく考えたと思う。石膏像をねぶたで扱ったのはねぶた史上、初めてではないだろうか。
また冠の高精細な筆書きやかわいい天使をみるとねぶたによる表現方法の種類がまだまだあるということを教えてくれている。
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