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あおもり市民ねぶた実行委員会

仁王

作: 白鳥 芳生




 仏界の中心須弥山には、最頂上に梵天がおり、その下に帝釈天をはじめとする三十三天がいる。
 帝釈天が怒り、自ら先頭に立って戦う時に変身して、一体は口を閉じて左手に金剛杖をとり、もう一体は口を開いた形に表され、上半身裸形の二神となる。
 この二神を「金剛力士」と呼んでいる。このねぶたは、この二神のうち口を開いた阿形像の「仁王」を表したものである。
 「仁王」は仏法の守護神とされ、古くから所寺の総門、南大門などに安置されている。


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