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あおもり市民ねぶた実行委員会

三国志演義「呂布と董卓」

作: 京野 和鴻




 呂布は、戦乱の後漢末期にあって、群を抜く武勇を誇り、三国志では、最強の武将として描かれている。
 腕力が強く、弓術、馬術とも秀でており、身の丈一丈、名馬赤兎馬にまたがり、「虎牢関の戦い」では、張飛、関羽、劉備と3対1で戦った「三英戦呂布」が特に有名である。
 一方、董卓は、後漢末期の霊帝死後の混乱の中、諸候を首都洛陽に集め、弟の協皇子を新帝とし、絶大な権力を握った。以後、董卓は傍若無人、極悪非道な振る舞いで、多くの恨みを買うこととなった。
 この様な董卓の振る舞いに立ち向かったのが、呂布を味方にしていた丁原であったが、後に呂布は董卓の誘いにのり、丁原と戦い、勝利した。
 知略の董卓、武勇の呂布、「両雄並び立たず」のごとく、その後まもなく、呂布は董卓に不満を持つようになり、192年、ついに董卓は呂布に滅ぼされてしまった。
 三国志最大の悪役董卓と最強の武勇呂布の戦いの場を再現したものである。


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