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青森市役所ねぶた実行委員会

武松大虎退治

作: 穐元 鴻生




武松は、中国の四大奇書の一つ「水滸伝」に登場する英雄の一人である。

水滸伝で活躍する百八人の英雄は、三十六の天こう星と七十二の地さつ星という宿命の星を持つ百八の魔王の化身であり、梁山泊に集まり、悪徳役人や悪者を懲らしめる。

天こう星三十六人の中の「天傷星(てんしょうせい)」で、「行者」の称号を持つ武松は、威風堂々とした巨漢の持ち主で、義に厚い豪傑であった。

ある時、郷里に帰る途中に通った景陽岡(けいようこう)で、巨大な虎に出くわす。

その虎は、通行人を襲うとして悪名高い「人喰い虎」であったが、武松は格闘の末、素手で倒し、その武勇を称えられた。

このねぶたは、いままさに襲いかかろうとする猛虎と、これと対峙し身構える行者武松の雄姿を再現したものである。


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