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サンロード青森

水滸伝「天傷星・武松」

作: 千葉 作龍




水滸伝は中国北宋代に書かれた小説で、悪政と戦う英雄好漢たちの物語である。道教の祖・張天師によって、地下の伏魔殿に閉じ込められていた百八人の魔王たちが解き放たれ、それぞれの星宿を背負う三十六の天こう星・七十二の地さつ星が、梁山泊に終結し、悪政に立ち向かう。

天こう星の一人「天傷星武松」は、梁山泊に向かう旅の途中大酒をあおり、近くの景陽岡に現れる人食い鬼を、素手で殴り殺してしまったという、水滸伝中屈指の豪傑である。


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