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あおもり市民ねぶた実行委員会

平将門と執金剛神

作: 北村 麻子




 平将門の乱での出来事である。平将門の乱とは、本来はあくまで一族の「私闘」であったが将門軍が国府とその周辺で略奪と乱暴の限りを尽くし朝廷に反旗を翻し関東一円を手中に収め、さらに自らを「新皇」と名乗ったと言う出来事である。
 東大寺三月堂の北側、厨子の中に祀っている執金剛神の前で朝敵降伏の法を行っていたところ、像の右錺が大蜂となりまた像からたくさんの蜂がでて東の戦場 へ向かって飛んでいった。戦場では大蜂が平将門を刺し、この乱を平定したという。朝敵降伏の法が行なわれている時、この像が姿を消し二十日あまりして、ま た元のところへ帰ってきたとも言われている。


≪ 消防第二分団ねぶた会・アサヒビール 2015年の大型ねぶた紹介 NTTグループねぶた ≫
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