日本通運(株)ねぶた実行委員会
車引
作: 福井 祥司
平安時代京の都に松王丸、梅王丸、桜丸という三ツ子の兄弟がおり、兄の松王丸は藤原時平に仕え一方梅王丸、桜丸は菅原道真に仕えていた。
時平は道真の才能をねたみ野心のぬれぎぬを着せ太宰府へ流罪にした。
その後、ある日京都の吉田神社参拝に出かけた時平の車と梅王丸、桜丸が出会い時平の参拝を阻もうとしたが時平の従者である実兄の松王丸と押し問答をするという。
歌舞伎三大名作の一つ「菅原伝授手習鑑」三段目車引の場面である。
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