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日立連合ねぶた委員会

船弁慶

作: 北村 蓮明




 鎌倉の兄頼朝の勘気にふれた源義経は、九州へ落ちのびるため、摂津国大物浦(だいもつのうら)から船に乗ろうとしている。義経の伴っている静御前をここ から都へ帰すことにする。静は弁慶の言葉に別れの舞を舞い、涙ながらに別れていく。いよいよ船が海上へ出るとにわかに黒雲があらわれ、大嵐となる。
船子どもが祈るうちに、壇ノ浦で鎧(よろい)姿の亡霊があらわれる。義経がかつて海中に滅ぼした新中納言平知盛の亡霊で、義経の一行に襲いかかる。
 しかし、弁慶の法力にはばまれ、海上はるかに退散する。
義経の船は、ふたたび大物浦へ吹き戻される。


≪ サンロード青森 2004年の大型ねぶた紹介 青森自衛隊ねぶた協賛会 ≫
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